ペルー

カハマルカ

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 カハマルカ(Cajamarca)は、美しい山に囲まれた標高2750mの盆地にあります。ペルー北部を代表する都市です。植民地時代の町並みが広がるこの町は、インカ最後の皇帝アタワルパがスペインの征服者フランシスコ・ピサロによって捕らえられ、幽閉された地です。アタワルパは、解放の条件に監禁された部屋を金銀で埋め尽くすことを約束するが、結局処刑されてしまいました。入浴中に捕らえられたとされるインカの温泉には、100以上の個室風呂が設けられています。入浴することができます。サンタ・アポロニアの丘からは、歴史が刻まれたコロニアルな町並みを眺めることができます。
 
 カハマルカの近郊には遺跡が点在しています。クントゥル・ワシの遺跡は、サン・パブ郡にある紀元前800年ごろの遺跡で、今なお調査・発掘が続けられています。4つの墓からは金銀の装飾をまとった人物や石彫、装飾品が発見されています。併設の博物館には埋葬品などが展示されています。標高3500mのパンパにある、巨大な奇岩怪石が乱立するクンベ・マヨも見どころのひとつです。石と自然が作り上げる景観の美しさもさることながら、3000年も前から機能し続けている人工的な水路や精緻な岩絵などが、かつてここで花開いた高度な文化を物語っています。

カハマルカへの行き方

 リマから毎日、飛行機が飛んでいます。アエロ・コンチネンテとアエロ・コンドルの2社が運航しています。所要時間は約1時間45分です。
 長距離バスは、数社がリマ〜カハマルカ間を約16時間のバスを走らせています。チクラヨ、トルヒーヨからのバスもあります。チラクヨへは7時間、トルヒーヨへは8時間です。
 

カハマルカの観光名所

インカの温泉  インカの温泉(Banos del Inca):インカ最後の皇帝アタワルパが度々足を運んだ温泉です。100以上の個室風呂があり、旅行者も利用できます。湯船は1mの深さがあり、無色透明の湯です。一回一回の利用毎に湯を入れ替えるので清潔です。バンガローがあり宿泊することも可能です。
 
クンベ・マヨ  クンベ・マヨ(Cumbe Mayo):カハマルカから約20kmの場所にあり、現地ツアーで行くことが出来ます。標高3500mのパンパにあり、石の森(Bosque de Piedres)と呼ばれる巨大な岩々がある景観の素晴らしい所です。紀元前300年以前に造られたとされる水路はカハマルカの地下を通って海岸線まで続いているといわれています。
 
 クントゥル・ワシの遺跡(Kuntru Wasi):カハマルカから車で4時間のラ・コンガ村にある遺跡です。クントゥル・ワシとは「コンドルの館」という意味です。1988年に東京大学古代アンデス文明調査団によって発掘が開始され、現在も続けれています。遺跡は、紀元前1000年から紀元50年頃のものです。基底が145×170mの神殿や多数の土器、黄金装飾品が出土しています。ラ・コンガ村には出土品を展示した博物館があります。

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