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マチュピチュ遺跡

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マチュピチュ遺跡  マチュ・ピチュ(Machu Picchu)は、現地語では「大いなる頂き」の意味で、よく保存されたインカの遺跡です。ペルーのウルバンバ谷 (Urubamba valley) に沿う高い山の尾根(標高2057m)に位置し、山裾からはその存在を確認できません。しばしば「インカの失われた都市」或いは「空中の楼閣」と呼ばれます。この遺跡には3mづつ上がる段々畑が40段あり、3,000段の階段で繋がっています。遺跡の面積は約13km2で、石の建物の総数は約200戸あります。マチュピチュに関する多くの謎が未だに解明されていません。
 熱帯山岳樹林帯の中央にあり、植物は多様性に富んでいます。行政上クスコと同じ地域に属し、現在ペルーに10ヶ所あるユネスコの世界遺産のうちで、最初にクスコと同時(1983年)に指定された。

マチュピチュへの行き方

 マチュピチュへの起点となるのはクスコです。アウトバゴンと呼ばれる観光鉄道が主な移動手段です。ワンチャック駅で列車に乗り、アグアス・カリエンテス駅で下車します。ここからマチュピチュ行きのミニバスが出ています。アグアス・カリエンテスは温泉のある街です。

マチュピチュのホテル

エリアホテル名ランク
マチュピチュ遺跡サンクチュアリー・ロッジ・マチュピチュ★★★★★
アグアス・カリエンテスアトゥカイ タワーズ ホテル★★★
シティ中心部エル・サントゥアリオ・ホテル★★★
シティ中心部イン ホテル★★★
郊外プエブロ・ホテル・マチュピチュ★★★
シティ中心部ホテル・プレジデント・マチュピチュ
 

歴史

 マチュピチュ遺跡は、通常の都市ではなくインカの王族や貴族の為の、田舎の別荘といった種類のものであったと考えられています。遺跡には大きな宮殿や寺院が王宮の周囲にあり、そこでの生活を支える職員の住居もあります。マチュ・ピチュでは最大でも一時に約750名の住民しか居なかったと推定され、雨季や王族が不在の時には、ほんの一握りの住民しかいなかったと推測されています。
 この都市はインカの王パチャクティ(Pachacuti)の時代の1440年頃に建設が着手され、1532年にスペイン人により征服されるまでの約80年間、人々が生活していました。ペルーの考古学者アルフレド・ヴァレンシア・セガーラ (Dr.Alfredo Valencia Zegarra) とコロンビアの水利技術者ケネス・ライト (Kenneth Wright) による調査では、この都市の建設に要した努力の60%は急傾斜の城壁の見えない土台等の部分に傾注され、積み上げられた石積みが500年も崩れないのは、「農耕の為だけに斜面を整地したのではなく、渓谷から細かい砂と表土を運び上げ、現在見える石積みの下に畝状に盛り上げた表層を造った」としています。
 なぜこのような急峻な山の上に造ったか、と言う質問に対してラファイエット単科大学のナイルズ (Dr.Niles of Lafayette College) は、「パチャクチ王がこの場所を選んだのは、圧倒する景色としか答えようがありません」と言っています。エール大学の近年の研究成果では、高地であり、かつ両側が切り立った崖上になっているため、太陽観測に最も適し、かつ宗教的理念として、太陽に近きところである、という点が場所選定の理由として挙げられています。
 

 

マチュピチュの観光名所

 農地管理人住居跡(Viviendas de los Guardianes)マチュピチュ遺跡唯一のホテル:マチュピチュ・サンクチュアリ・ロッジの入口から200mの場所にあります。農地管理人住居跡から市街地までの300mにだんだんばたけが続いています。
 
 段々畑(Andenes)マチュピチュ周辺は、見渡す限りの段々畑です。マチュピチュやインカトレイルの遺跡には、当時一万人もの人々が山間地に暮らしており、平地の無い場所であったので段々畑が発達したと考えられています。畑では、ジャガイモ、トウモロコシ、ユカ、キノア、コカなどの作物を栽培していたようです。
 
 太陽の神殿(Templo del Sol)美しいカーブを持った石造りの壁面が特徴的です。神殿には、東を向いた窓が2つあり、金銀が貼られ、朝日がスポットライトとなり神殿内を照らし出しと言い伝えられています。
 
 王女の宮殿(Aposento del la Nusta):太陽の神殿の隣にある2階建ての建物が王女の宮殿です。マチュピチュ唯一の2階建て建築です。王女か貴族、または太陽の神殿を守る者が住んでいたとされています。
 
 神聖な広場と3つの窓の神殿(La Plaza Sagada / Templo de Las Tres Ventanas)「水汲み場」の階段を上がったところにあります。「神聖な広場」は、「3つの窓の神殿」「神官の館」「主神殿」の3つの石館に囲まれた広場です。インカ創始伝説タンプ・トッコでは、3つの穴から8人の兄弟姉妹が湧き出し、その中の一人がインカ初代皇帝マンコ・カパックとなりクスコにインカ帝国を築いたと伝承されています。3つの窓の神殿が神話にまつわった場所と考えられています。主神殿は、多角形の石で作られた神殿です。壁には17個の壁眼が並び、地面には4.5mもの大石が置かれています。主神殿の西側には、日時計とされるインティワタナがあります。ここは、マチュピチュの最高地で、見晴らしが素晴らしい場所です。インティワタナに触れると石のエネルギーが体内に充満すると言われています。
 
 インカの橋(Puente del Inca)マチュピチュ市街地を離れ、インカトレイル(インカ道)を20分ほど歩いた場所にあります。ジャングルから突き出た石積みに3本の丸太を掛けた橋です。敵が侵入してきたときに丸太を落とす仕組みになっています。
 
 インカ道(インカトレイル Camino del Inca)インカ帝国は、支配地を幹線道路で結んでいました。約640kmあるリマ〜クスコまで3日間だっと伝えられるので、いかにインカ道が良く整備されていたか想像が出来ます。ビルカバンバのインカ道は、トレッキングコースとして有名です。3泊4日の行程でマチュピチュを含めて8つの遺跡を訪れることが出ます。個人でのトレッキングも可能ですが、トレッキングツアーに参加するのが一般的です。

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