ペルー

ナスカ

ペルーing

 ナスカの地上絵は、ペルーのナスカ川とインヘニヨ川に囲まれた乾燥した盆地状の高原の地表面に描かれた幾何学図形・動植物の絵です。
 紀元前2世紀から6世紀の間に、「描かれた」と考えられています。1939年6月22日、考古学者のポール・コソック博士により発見されました。ドイツの数学者マリア・ライへがナスカ(Nazca)に住み着き、彼女を中心として、地上絵の解明作業と、保護が行われるようになりました。
 主な動物を描いた地上絵の規模としては、長さ46mのクモ、50mのハチドリ、55mのサル、65mのシャチ、180mのイグアナ、135mの鳥が挙げられます。最大なものは、ペリカンかサギを描いたと思われる285mの鳥類の絵です。花や木々、装身具や織物のような日常生活の道具を描いたものや「宇宙飛行士」などと呼ばれているもの、片手4本指の「手」など不可思議な図柄もあります。近年、アメリカの資源探査衛星ランドサットが南緯14度45分、西経75度15分付近で撮影した画像に、全長50kmにも及ぶ巨大で正確な矢印が発見されました。この地上絵は成層圏はおろか、上空900kmからでないと形が判らない大きさです。また巨大なのに矢印の形があまりにも正確で誤差がないため、矢印の先には超巨大な滑走路のようなものがあるのではないかと言われています。しかし矢印の先は風化が進み、巨大な滑走路などは未だ発見には至っていません。

ナスカへの行き方

 飛行機は、リマとイカから「ナスカの地上絵遊覧+ナスカ観光」のフライトがあります。長距離バスは、リマから所要7時間で数社が運航しています。アレキパから9時間、イカから4時間、ピコスから4時間です。
 

ナスカの観光名所

 アントニニ博物館(Museo Antonini):アルマス広場から15分ほどの場所にあります。ナスカ文化といえば、ナスカの地上絵が有名ですが美しい彩色の土器や織物も数多くありました。ナスカ時代の楽器やサボテン製の縫い針などの出土品、水路や墓のレプリカが展示されています。
 
墓地跡  墓地跡(Cementerio de Chaucilla):ナスカの北35kmにあるナスカ時代の墓地です。吹きさらしの大地に盗掘者によって掘り起こされた白骨やミイラが無残に散らばっています。少々不気味な場所です。
 
 パレドネス遺跡と水路(Ruinas de Las Paredones / Los Acueductos):ナスカからタクシーで10分の場所にある、インカ時代の遺跡がパレドネス遺跡です。クスコへ向かう飛脚(チャスキ)の宿です、保存状態はよくありません。近くには、プレ・インカ時代に造られた水路があります。この水路は現在でもナスカの人々に欠かせない水源です。地下に作った水路の水を汲むための取り入れ口は、螺旋状の道を降りた所に開けられています。
 
ナスカの地上絵  ナスカの地上絵(Nazca Lines):ナスカ地方には、紀元前10世紀から紀元10世紀の間にさまざまな文化が花開きました。神殿に代わる聖地として地上絵を作ったと考えられています。地上からは見えない巨大な画を描くだけの測量技術が当時存在したこと自体が驚きです。動植物の絵が30個程度、意味不明の線は300個以上あります。地上で見る限りでは、車のわだち程度(深さ10cm、幅20cm)の線があるだけです。セスナなどの遊覧飛行でしか、その全容を見ることは出来ません。遊覧飛行は、午前中か夕方がお勧めです、比較的晴れて地上絵が見えやすいです。

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